一覧に戻る

library

豆知識|BMW伝統のデザイン

豆知識|BMW伝統のデザイン

BMWのデザインと言ったら、何をぱっと思い浮かべますか?

セダンやクーペ、SUVなど幅広くラインナップが揃っていますが、
BMWのロゴが無かったとしても、一目でBMWと分かるデザインになっていませんか??

今回はそのBMW伝統のデザインを『5つ』ご紹介致します。

  • 目次
  • 『キドニーグリル』
  • 『ホフマイスターキンク』
  • 『プレスライン』
  • 『丸目4灯ヘッドライト』
  • 『L字テールライト』

① 『キドニーグリル』

BMWと言えば、まずこのフロントグリルを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

1933年、BMW303からキドニーグリルが採用され、現在に至るまで一貫して採用され続けています。

フロントグリルが2つ横並びになっていることが腎臓に見えることから、
英語で腎臓を意味する「kidney(キドニー)」が名前の由来になったとされています。

キドニーグリルの大きさはモデルによって異なり、
最近では、「アクティブエアストリーム」という名称で開閉式になっています。


② 『ホフマイスターキンク』

そもそも『ホフマイスターキンク』って何?

名前は、1960年、BMWデザインチーフのホフマイスターさんがデザインしたことに由来します。

リアウィンドウ下端からCピラーにかけて上に跳ね上がっていませんか?
これが、BMW伝統のデザインアイコニックである『ホフマイスターキンク』です。

これがリアの見え方を引き締めており、全体的に流れるデザインを作り上げています。

ホフマイスターキンクはリアウィンドウの処理を「>」⇐のようにすることにより、全体を流麗に見せる効果があります。
BMW以外には「⊃」⇐のような処理をして、重厚感を演出するメーカーもあります。
メーカーによって様々なデザインアイデンティティが存在します。


③ 『プレスライン』

サイドドアハンドル上、フロント近くからリアにかけて、一直線の流麗なプレスラインを入れていて、
これをキャラクターラインと呼んでいます。 ―(1)

最近では、サイドギル辺りからリアにかけてキックアップする第3のプレスラインを取り入れることで、
ボディの陰影を増やし、ボディラインを美しく魅せています。 ―(3)

また、3シリーズ(G20/G21)はプレスラインの位置をずらして、
サイドドアハンドルより上の高さにプレスラインを入れています。 ―(4)

単にデザイン的に”カッコイイ”だけではなく、ボディの剛性を高める技術が詰まっています。
例えば、紙も折り目があると強度が増しますよね…!それと同じです。

また、エアロダイナミクスはもちろん、ボディに映る街並みや景色を美しく投影し、
そのシチュエーションに溶け込みます。
全体的に柔らかい陰影で、波を打つようなグラデーションを作っています。 ―(1)~(4)


④ 『丸目4灯ヘッドライト』

BMWファンの方は丸目4灯ヘッドライトをお好きな方は多いと思います。
正式名称は「コロナリング」。”エンジェルアイ”や”イカリング”などの愛称で親しまれていました。

最近では、6角形のヘキサゴナルLEDヘッドライトを採用していますが、
4灯のコンセプトは守りつつ、先進的なデザインに変わりました。


⑤ 『L字テールライト』

「駆けぬける歓び」をコンセプトにデザインされたL字テールライトは、
夜間でも走り去った後に残像が印象的に残ります。

3シリーズは立体的なL字になっていて、浮かび上がるライトはとても美しいです。


いかがでしたでしょうか?

キドニーグリル=BMWと言われるほど有名なフロントグリル。
同じくBMWのアイデンティティであるホフマイスターキンク。
見え方や造りに拘ったプレスライン。
新しいデザインも取り入れた4灯ヘッドライト。
印象的なL字テールライト。

時代の流れとともに、新たなデザインも取り入れつつ、伝統も守る現代のBMW。
是非一度、その目でこの美しいプロポーションをご確認くださいませ。

CONTACT US
BMWに関するお問い合わせは、Niigata BMWまで。

BMWの新車・中古車販売のほか、車の操作方法や機能についてのご質問、
資料のご請求、整備・メンテナンスなどBMWに関するご質問・ご依頼は、お気軽にご相談下さい。

BMWの新車・中古車の販売、BMWメンテナンスを通じて、
お客様に最良のカーライフをご提案いたします。

お問い合わせ